災害から従業員を守る! 防災・防犯面にも優れた安心して働けるオフィス

こんにちは。神戸ファッションマートオフィスだより編集部です。

第5回目となる「KFMオフィスだより」。今回は、神戸ファッションマート賃貸オフィスの優れた防災・防犯の仕組みについてご紹介します。

災害時において、従業員の安全を確保し、顧客や自社の災害リスクを軽減することは、企業の社会的責任の重要事項とされています。神戸ファッションマートにオフィスを構えることは、安全な職場環境を提供するという、企業の社会的責任を果たすことにもつながります。

阪神・淡路大震災の経験が示す安全性

賃貸オフィスを検討する際、「人工島」にあるオフィスは自然災害に対して脆いというイメージを持たれている方も少なくないのではないでしょうか。
実際はそのイメージに反して、緻密な計算や設計で造られた人工島は、想像以上に「安全性の高い場所」ということができます。
事実、神戸ファッションマートがある六甲アイランドは、1995年1月17日、マグニチュード7.3を記録した阪神・淡路大震災を経験しましたが、その被害は比較的軽度にとどまりました。 島を囲む護岸の損壊や一部で液状化は見られたものの、商業ビルやホテル、マンションなどの倒壊や火災の被害は確認されませんでした。

阪神・淡路大震災での被害が最小限に抑えられたのは、六甲アイランドの建築物が安全性を追求し、高い技術を導入して建築されているためです。震災時、神戸市の他の地域と比較しても被害が数段軽微であったことから、その高い安全性が立証されました。
さらに、神戸ファッションマートに関して言えば、阪神・淡路大震災後に安全性を確認するため構造躯体チェックを受け、各項目において安全であると判定されるAランクを取得しているため、建物の安全性については疑う余地がありません。

第5回オフィスだより_Aランク取得の建物の安全性

この大きな震災を耐え抜き、そして埋め立てから30年の月日が経過したことで、六甲アイランドの地盤への信頼性はさらに増しています。
その上で、南海トラフ地震など、今後発生が予測されている大地震に備え、落橋防止や橋脚補強、段差防止など、数々の耐震強化措置が取られています。

第5回オフィスだより_耐震強化措置の取られる六甲大橋

本土と六甲アイランドをつなぐ六甲ライナーも、常に緊急情報を収集し、震度5以上の地震が発生すれば、列車は自然停止する仕組みになっています。また、気象庁配信の緊急地震速報を受信した場合は、地震発生前に列車を非常停止させます。

このように、未曾有の直下型地震、阪神・淡路大震災を耐え抜いた経験と、さらにそこからより安全性を高めるためのさまざまな地震対策がなされている六甲アイランド、神戸ファッションマートは、神戸市でも最も安全なオフィスの1つといえるのではないでしょうか。

人工島の弱点である津波と液状化への対策

第5回オフィスだより_液状化対策

阪神・淡路大震災では、三宮沖の人工島・ポートアイランドをはじめ、湾岸地域の岸壁のほぼすべてにおいて液状化が確認されました。六甲アイランドでも液状化は確認されましたが、発生は部分的なもので、その被害状況も比較的軽微なものでした。
液状化による噴砂被害についても、北側の岸壁周辺道路一体で発生したものの、高層ビル群や戸建住宅などが建つ中央部では、ほとんど発生しませんでした。このことから、埋立地は液状化するため危険であると、一概に言えないということが分かります。

津波に関しても、外洋から奥まった場所に位置する六甲アイランドでは、南海トラフ地震などの大規模な地震が発生したとしても、外洋に面する地域より、津波の威力は軽度であると予想されています。
また、太平洋沖で発生した津波は、六甲アイランドに到達する前に幅の狭い紀淡海峡を通過しなくてはなりません。周囲を海に囲まれている六甲アイランドですが、この海峡が防波堤の役割を果たしてくれるため、津波の脅威は外洋に面する地域と比べると圧倒的に低く、津波に優位な地理環境にあるといえます。

第5回オフィスだより_津波の予想

 

神戸市地域防災計画で公表されている南海トラフ地震の想定津波高とそれに伴う浸水想定区域によると、六甲アイランドは総じて地盤が高く、特に神戸ファッションマートのある島内中央部は標高が5~6メートルもあるため、津波による浸水は無いと想定されています。周辺の標高が、想定津波高よりも高いため、神戸ファッションマートにあるオフィスは、大阪都心部の標高が低い場所にあるオフィスなどに比べても、津波に対する安全性は遥かに高いといえます。
また、神戸ファッションマートは深い位置にある堅牢な支持地盤まで届く支持杭を227本打つことにより建物を支えているので、通常、地盤が沈下しても建物が沈下することはありません。

いざという時のライフライン確保への備え

第5回オフィスだより_インフラへの備え

大きな地震が発生すると、生活に不可欠なライフラインが途切れてしまうことが多々あります。電気・ガス・水道などの公共公益設備や電話やインターネット等の通信設備、鉄道等の物流機関など、都市機能を維持し人々が日常生活を送る上で必須のライフラインを震災時に確保するために、六甲アイランドでは十分な対策が行われています。

まず、水道、電力、通信などの送管の継手部分には、耐震設計された部品が使用され、断絶防止策が講じられています。また、水道については、災害時の対応として大容量送水管がしっかりと整備されています。
さらに、給湯、調理、暖房、冷房、発電など、幅広く利用されている都市ガスの配管は地中に埋められている上に、鋼やポリエチレン管といった耐震性の高い導管が用いられ、2重、3重の対策が講じられています。

緊急事態に対するさまざまなオフィス対策

神戸ファッションマートの建物そのものにも、地震をはじめとする災害発生時、従業員の皆さんの安全を確保するさまざまな対策が講じられています。
まず、全館のテナント従業員様に参加していただく消防避難訓練を、年に一度実施しています。避難訓練終了後にはAED講習会も開催し、救命処置に関する知識の向上にも努めています。

いざという時の避難に備えて、各フロアから1階まで避難できる非常階段を館内8か所に設置していますが、すべての非常階段は2方向避難が可能であり、スムーズに避難することができます。また、スポットネットワーク方式を採用した受電設備は、三回線から同時に受電することができ、最も停電しにくい、安定感抜群の受電システムです。

第5回オフィスだより_スポットネットワーク方式採用

さらに、5~8時間利用可能な自家用発電機を有するため、緊急時でも消防設備やエレベーター、給水ポンプなどへの電力供給が可能です。飲料用の上水およびトイレなどに使用できる再生水についても、それぞれ常に80トンを保持し、非常時に備えています。

災害だけじゃない、防犯対策も万全に

第5回オフィスだより_警備員が防災センターに常駐

神戸ファッションマートの賃貸オフィスは防災だけでなく、防犯にも優れたオフィスです。
24時間365日、警備員が防災センターに常駐していますので、休日や夜間でも安心して働くことができます。
また、自動火災報知設備、非常放送設備に加えて、127台の監視カメラによって館内をしっかりと見守るなど、防犯・防災システムが充実。安全で安心できるオフィス環境を提供しています。

いかがでしたか?神戸ファッションマートの安全性の高さがお分かりいただけたと思います。安心して仕事に専念するためにも、安心・安全な職場環境である神戸ファッションマートの賃貸オフィスへのご入居を、ぜひご検討ください。

神戸ファッションマート 賃貸オフィスご入居に関するお問い合わせ先
TEL:078-857-8001(平日9:00〜17:30) E-mail:vv@kfm.or.jp